「HIV(エイズ)の初期症状について」



HIVの初期症状は、微熱や咳など、風邪に似た症状が出ます。HIVの初期症状とはどんなものか、HIVウイルス感染からエイズの発症までの症状の変化とエイズ検査の重要性についてお伝えします。


HIVはエイズ(後天性免疫不全症候群)を発症させるウイルスです。
しかし、HIVウイルスに感染しても、すぐにエイズを発症するわけではありません。
感染初期から無症候期間を経て、やがてエイズを発症します。

HIVの初期症状は、HIVウイルスに感染した後、体内でウイルスが増殖し、免疫機能が活発になることにより表れます。

初期症状が風邪やインフルエンザに似た症状であるため、HIVウイルスへの感染は、見過ごされがちなのが現状です。



【HIVの初期症状】
・微熱や熱       ・リンパ節が腫れる
・発疹          ・のどが痛い
・顔が火照る      ・体がだるい
・咳が出る       ・体のふしぶしが痛む
・下痢          ・筋肉痛


HIVの初期症状(エイズ 初期症状)は、HIVウイルスに感染してから2週間から4週間ほどの間に現れますが、すべての感染者に症状が現れるわけではなく、30%〜50%の感染者には、何も症状が現われないと言われています。

風邪に似た症状が出る感染初期が過ぎると、何も症状が出ない"無症候期間"に入ります。
この期間は5年とも10年とも言われ、個人差があります。
無症候期間の間、HIVウイルスは、免疫機能を司る白血球の一種であるリンパ球T細胞に入り込み、徐々に免疫システムを破壊していきます。

しかし何も症状が出ないため、HIV感染に気がつかずに、他の人に感染を拡げてしまう危険が大きいのです。

HIVウイルスにより免疫システムが破壊されてしまうと、いよいよエイズを発症します。
健康な状態なら問題の無い細菌やウイルスに対する抵抗力も無くなり、感染症や悪性腫瘍など、あらゆる症状を引き起こしてしまいます。

近頃では、TVコマーシャルでも盛んに呼び掛けられているように、エイズ検査を受けることは、とても重要です。
感染を拡げないために、「自分は大丈夫」と思わずに、エイズ検査を受けましょう。